在宅勤務が始まった
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、各社で在宅勤務が始まった。
こんな形ではあるが、日本中が在宅勤務を本気で考えるきっかけになった。
実際に在宅勤務をやってみて感じたメリット、デメリットを記録しておきたい。
1. 在宅勤務のメリット
①満員電車のストレスがなくなった。
満員電車は朝から嫌なもので、言い争いしている人を見かければ、その日が一日最悪になるような気にさえなる。それがなくなるのは、精神衛生上とても良い。
②家族と一緒に過ごす時間が増えた。
通勤時間がなくなり、家族とゆっくり朝食を摂り、会話を楽しむことができる。
③自分好みの空間で仕事ができる。
好きな音楽をかけて、コーヒーを飲みながら、仕事をする。リラックスして、新しいアイディアも浮かんでくる。
④業務が効率的になる。
無駄な会議、煩わしい電話対応などがなくなった。今まで気がつかなかった無駄が浮き彫りになっていく。
⑤ペーパーレスになる。
自宅ではプリンターがないということもあるが、印刷することがなくなった。
2. 在宅勤務のデメリット
①運動不足になる。
オフィス内の色々な人に話しに行ったり、印刷のためにコピー機まで歩いたり、トイレに行ったりするだけでも、そこそこの運動量だったが、狭い家の中で歩く距離はせいぜいトイレまでの5メートル。
②生活リズムが狂う。
早起きできなくなった。せっかく通勤時間がなくなったのに、二度寝にして無駄にしてしまいがち。意思が弱いせいだろうか。
③人との会話がない。
テレビ電話ができるといっても、ちょっとだけ話すなんてことも躊躇してしまう。独り言が増えるならまだ良いが、気がついたら全く声を発しなくなる。誰かとコミュニケーションをとりたくなる。
④光熱費がかかる。
大した金額ではないにしても、自宅にいれば、冷暖房も使うし、トイレにも行けば水道も使う。これまで会社が負担していた費用を負担することになる。
⑤身だしなみに気を遣わなくなる。
最初のうちは、いつテレビ電話がかかってきても良いようにしていても、人に接することがなくなるため、髪型や洋服などファッションに気を遣わなくなる。